刑事事件Criminal case

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青梅線、五日市線沿線(昭島、拝島、福生、羽村、青梅、瑞穂、あきる野、日の出、五日市)において無罪実績のある弁護士の法律事務所、t.h.e法律事務所です。
刑事事件では、ご家族からご相談をお受けするのが通常ですが、まずは本人と接見(面会)してからでなければ、事件の詳細を確認できず弁護方針は定められません。そのため、ご家族などからのご連絡があれば、当日中に警察署まで接見にまいります。
窃盗、詐欺、傷害、交通事故(自動車運転過失致死等)や覚せい剤、風営法違反、迷惑行為防止条例違反などから、強姦、強盗、強盗致傷、強制わいせつ致傷、放火、傷害致死、殺人、などの重大事件まで、約100件の刑事事件をお受けしてきました。
これまで、起訴猶予・執行猶予だけでなく、不起訴、実刑判決の取消、無罪判決を勝ち取ったことがあります。
示談による早期釈放実績、保釈の成功実績については多数あります。
起訴猶予を狙うこともあれば、起訴が不可避の場合に、あえて起訴を早めさせて起訴後の保釈請求を行うこともあり、事案の性質とご事情に対応した弁護活動を行っております。
事件簿をお見せすることはできかねますが、若干の解決事例と弁護士費用を示しますので、ご参考の上で、ご連絡ください。

主な不起訴・起訴猶予事例

①保険も使えない?自動車の器物損壊容疑で逮捕

事件の概要
前科のある依頼者が被害者の自動車に、故意に自分の自動車を衝突させて破損させたとして、器物損壊罪で逮捕。
弁護方針
過って衝突させてしまったものとして、故意を争う。
結果
不起訴
コメント
不起訴となったことで、釈放されて、刑事補償金が国から支払われただけではなく、自動車の修理費用についても保険会社からの支払いで対応することができたので、とても感謝されました。

②詐欺容疑で逮捕

事件の概要
知人に虚偽の事実を告げて、金銭を借りたとして詐欺容疑で逮捕。
弁護方針
金銭は援助を受けたものである、被害の訴えは男女関係のもつれと弁護。
結果
不起訴
コメント
釈放され、国から刑事補償金が支払われました。受領した金銭の返還はしませんでした。

③ナンパからの集団強姦事件

事件の概要
酔った女性をラブホテルに連れ込んで、複数の男性で順番に犯したとして逮捕。
弁護方針
女性は行為時、会話を交わしており、意識があったこと、知人にラインをしていたが、特に助けを求めていないことなど事実を調査しつつ、共犯者の弁護人と連携して示談の準備を進める。
結果
起訴猶予
コメント
極めて高額な示談金を要求されていましたが、事実関係を綿密に調査した上で交渉し、依頼者の負担を最小限に抑え、示談を成立させることができました。

④18歳のオヤジ狩り事件(少年事件)

事件の概要
仲間と一緒に5人で通行人に暴力をふるい、所持金を奪った強盗致傷事件。
弁護方針
主犯の少年とは、普段は交流がなく、たまたま事件の日に友達と遊びに出たところ、主犯の少年らと一緒に遊ぶことになったこと、普段の生活や学習態度が真面目なことなどを訴える。
結果
保護観察処分
コメント
共犯の他の少年は、少年院送致となりました。家族の支えがあっての結果でした。

⑤ビール瓶で頭を?傷害事件

事件の概要
若い事業者が従業員の頭をビール瓶で殴ってしまい、周囲の通報で現行犯逮捕。
弁護方針
トラブルの原因は、普段の被害者の態度もあったことを証明し、かつ、早期の示談の成立で被害者に許してもらったことを示す。
結果
罰金刑 9日目で釈放
コメント
依頼者は、「ありがとうございました」と深々と頭を下げてくれましたが、私は「感謝する相手が違うのではないか」と返しました。親にこそ、きちんと感謝の言葉を述べなければなりません。そして、日々の生活や仕事を通じて、償いに代えるのです。

主な刑事裁判事例

⑥逆転無罪事件

事件の概要
盗まれた物をリサイクルショップに転売した被告人が、窃盗罪で逮捕、起訴され、一審では有罪判決。控訴審から弁護人となった。
弁護方針
盗品は第三者から購入したこと、窃盗が行われた日時から転売の日時までの期間が長いため、第三者から購入したものではないとは言い切れないことを主張。
結果
無罪
コメント
「被告人を犯人とするには、合理的疑いが残る」という裁判官の言葉を聞きながら、99.99%逆転無罪などないけれど、100%不可能ではないんだ、と実感しました。

⑦実刑判決を取消して、執行猶予になった事件

事件の概要
強盗殺人未遂罪で逮捕。確かに、暴力はふるったが、強盗の目的はなかった、殺意はなかった、と争った。一審判決では、傷害罪のみの成立となったものの、実刑判決。
弁護方針
一審で執行猶予がつかなかったのは、暴行の内容や犯行時の認識について、実際よりも重く認定してしまったためである、として事実の誤認があると主張。
結果
執行猶予
コメント
一審は暴行について、事実の誤認があったと高等裁判所は認めました。裁判の後、依頼者は「人の為になることがしたい」と言って被災地の復興のために尽力しました。

その他

  • 短期での釈放を実現したものとしては、5日での釈放などがあります。
  • 性犯罪での示談実績は多数あります。

弁護士費用

初回接見(初回相談料を含む) 着手金 成功報酬 保釈成功報酬 短期釈放報酬 実費 出廷手当
2万5,000円〜3万5,000円(他県別途相談) 25万円~ 27万5,000円~ 3万円~10万円 3万円~10万円 1万円~ 2万円~(出廷回数4回目から)

参考例

上記①②事件と同種事件

着手金 成功報酬 実費
35万円 52万5,000円 1万円~2万円

上記事③④事件と同種事件

着手金 成功報酬 実費
30万円 45万円 1万円~2万円

上記⑤と同種事件

着手金 成功報酬 早期釈放成功報酬 実費
25万円 25万円 7万円 1万円

上記⑥⑦と同種事件

着手金 成功報酬 実費
50万円~ 弁護内容によります。 弁護内容によります。

特に、事実関係に争いのない事案(自白事件)で、重大事件でない限りは、着手金は25万円です。
なお、逮捕・勾留段階で受任し、起訴された場合、追加の着手金は不要です。ただし、保釈請求をする場合、保釈請求着手金、5万円が必要となります。事実関係に争いがある事件(否認事件)の着手金は35万円~となります。この場合は、逮捕・勾留段階で受任し、起訴された場合、追加の着手金が発生します(5万円~事案による)。 重大事件・否認事件については、保釈請求の着手金を10万円頂きます。
着手金は基本的に一括でお支払いいただきますが、成功報酬部分については、分割でのお支払についてもご相談に応じています。